先物取引とオプション取引の比較

比較したときのもっとも大きな違いについてですが、まず損失幅が異なります。例えば、原資産が1000円から1200円、あるいは800円になった場合を考えます。
先物取引では、価格変動にレバレッジをかけて取り引きをすることになりますから、価格変動に対してレバレッジを乗じただけの損益が発生します。レバレッジが5倍であれば、1000円の資金で5000円の取り引きができますから、1200円になったときには5000円が6000円となり、利益は1000円ですから、原資産の価格変動の200円の5倍となります。800円になれば5000円は4000円になりますから、損失は1000円で、やはり原資産の5倍となるのです。
オプション取引の場合には、例えば1000円で買う事のできる権利が100円で売られていて、それを1000円分買った場合、原資産が1200円になれば権利を行使して原資産を1000円で買い、そして市場で1200円で売れば、100円当たり1000円分の利益がでます。1000円分買っているわけですから1万円の利益となり、最初に支払った1000円を差し引けば9000円のプラスとなります。原資産が800円になった場合には権利を行使する必要はありませんかあ、最初に支払った1000円の損失となるのです。