払込価格や利子による分類

外債にはさまざまな性質のものがありますが、まずは定期的な利払いがあるかどうかというポイントで分類すると、「利付債」と「割引債」の2つの種類に分かれます。
「利付債」というのは、満期が到来するまでのあらかじめ決められた時期に利子(「クーポン」といいます。)を受け取ることができる債券のことをいい、多くは半年ごとの利払いとなっています。
この「利付債」は、利子の付き方がどのように定められているかによって、さらに細分化することができます。
1つ目が「固定利付債」とよばれるもので、払込みのあった日から満期が到来する日までの間、利率が一定で変わらない債券を指します。したがって、一定期間運用したときにどの程度の利益が最終的に見込めるのかが把握しやすいメリットがあります。
2つ目が「変動利付債」とよばれるもので、あらかじめ定められた期日に利率の見直しが行われる債券のことをいい、多くは半年ごとの利払い日にあわせて見直しが行われます。
このタイプの債券は、利率がアップすれば高い収益を上げることができる反面、最終的にどの程度の利益を上げることができるのかが明確でないというリスクを抱えています。
一方、「割引債」(ゼロクーポン債)のほうは、利子の支払いがなく、満期日に額面金額のみを受け取ることができる債券のことをいいます。
一見すると利付債よりもメリットに乏しいようですが、ほとんどの債券が実際には額面未満の金額を払い込めばよく、額面から発行されたときの価格を差し引いた金額が運用による利益となります。